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エコアクション21導入へ 2月13日にセミナー開催

 一般社団法人宮崎県産業資源循環協会(田村努会長)は、産業廃棄物処理業者の資質向上の目安の一つとなる「エコアクション21」の取得に向けた導入セミナーを、2月13日に宮崎市のニューウェルシティ宮崎で開催する。時間は13時30分から16時30分まで。受講は無料。定員は50人。

 エコアクション21は、環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム(EMS)。一般に「PDCAサイクル」と呼ばれるパフォーマンスを継続的に改善する手法を基礎として、組織や事業者等が自主的に「環境への関わりに気づき、目標を持ち、行動することができる」方法を定めている。

 エコアクション21では、環境への取り組みを総合的に進めることができ、経費の削減や生産性・歩留まりの向上、目標管理の徹底といった経営面の効果も期待できる。多くの金融機関が認証・登録事業者への低利融資制度を実施しているほか、入札参加資格審査で加点措置を講じている自治体もある。

 セミナーでは、エコアクション21審査員の隈部智代氏が「環境認証制度の背景等」をテーマに基調講演を行うほか、同じく審査員の川畑新二氏がエコアクション21の概要と認証登録の手続き、認証取得に向けた取り組みのポイントなどを解説する。このほか、優良産廃処理業者認定制度に関する説明も行う。

 受講希望者は、宮崎県産業資源循環協会のホームページで入手できる所定の申込書に必要事項を記入し、1月31日までにFAXで申し込む。問い合わせ及び申込先は事務局(〒880-0802宮崎市別府町3-1宮崎日赤会館2階、電話0985-26-6881、FAX0985-31-1703)。