宮崎県県土整備部は、2019年発生公共土木施設災害復旧事業の査定結果(20年1月24日現在)をまとめた。台風や豪雨等で被災した県管理施設125箇所と市町村管理施設128箇所の計253箇所(総額36億9800万円)を決定した。前年同期と比べて、箇所数は404箇所、決定額は51億1300万円少ない。
県管理施設に於ける決定箇所数の内訳は、▽宮崎土木9箇所▽日南土木7箇所▽串間土木10箇所▽都城土木25箇所▽小林土木11箇所▽高岡土木7箇所▽西都土木24箇所▽高鍋土木12箇所▽日向土木9箇所▽延岡土木11箇所▽西臼杵支庁0箇所。施設別の内訳は、河川65箇所、砂防6箇所、道路54箇所だった。
決定額を公表している土木事務所のうち最多は、都城の5億1000万円(河川3億0100万円・道路1億3800万円・砂防7100万円)。このほか、西都の4億4100万円(河川2億2000万円・道路2億2100万円)、小林の3億6100万円(河川1億2900万円・道路2億3200万円)が続いた。
一方、市町村管理施設に於ける決定箇所数の内訳は、▽日南市19箇所▽串間市16箇所▽延岡市16箇所▽西都市11箇所▽諸塚村10箇所▽椎葉村9箇所▽宮崎市8箇所▽西米良村7箇所▽都城市6箇所―など。施設別の内訳は、河川が20箇所(決定額1億1700万円)、道路が108箇所(同8億2900万円)だった。
決定額を公表している市町村のうち、最多は延岡市の1億3000万円(いずれも道路)。日南市の1億2300万円(道路2800万円・河川9500万円)、西米良村の1億1500万円(いずれも道路)、諸塚村の1億0100万円(いずれも道路)、串間市の8400万円(河川5000万円・道路3400万円)が続いた。
《査定結果の一覧》