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特定技能外国人、計画認定は308人 国交省

 国土交通省は、建設分野の特定技能外国人の受け入れ計画132件(2019年12月末時点)を認定した。受け入れ人数は308人で、ベトナムからの受け入れがこのうち221人で最多。職種別では建設機械施工の103人が最も多い。

 国交省の受け入れ計画の認定は、建設分野で特定技能外国人の在留資格を取得するための要件の一つ。出入国在留管理庁の速報値によると、受け入れ計画の認定後に入国審査をパスし、実際に日本に在留している建設分野の特定技能外国人は59人(19年11月末時点)。

 受け入れ計画の認定を受けた308人の国籍別の内訳は▽ベトナム221人▽中国38人▽フィリピン17人▽インドネシア15人▽カンボジア9人▽モンゴル3人▽タイ3人▽ネパール1人―となっている。

 職種別では、建設機械施工103人、鉄筋施工68人、型枠施工40人、左官37人、内装仕上げ34人、コンクリート圧送22人、屋根ふき4人の順に多い。

 建設分野では、現地国で行う海外試験はまだ実施しておらず、全て技能実習生(187人)、外国人建設就労者(121人)から移行した外国人となる。