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松本建設、マスジュウ、志多組が落札 運動公園津波避難施設

 宮崎県は1月8日、条件付一般競争で総合運動公園(宮崎市熊野)の津波避難施設建築主体工事の入札を執行。その結果、テニスコート側1工区は松本建設が2億9810万円、テニスコート側2工区はマスジュウが1億9013万円、硬式野球場3塁2工区は志多組が1億4070万5938円でそれぞれ落札した。

 スポーツランドみやざきの中心施設である総合運動公園(宮崎市熊野)は、年間約139万人が利用しており、二巡目国体に向けて更なる利用者の増加が見込まれる。一方で、今後30年以内に大地震が発生する可能性が高まっていることから、避難困難者が生じる可能性がある敷地内の各エリアに津波避難施設を整備する。

 当該工事では、テニスコート等を中心とするCエリアと、サンマリンスタジアムを中心とするAエリアで津波避難施設の建築主体工事を行う。施設の規模は、テニスコート側1工区がRC造平家建延べ479m2、2工区が同358m2、硬式野球場3塁2工区が同379m2。工期はいずれも300日間を予定している。

 なお、同日に開札した硬式野球場3塁の1工区(RC造平家建延べ404m2)は不落となったため、1月15日付で再公告を行った。入札は施工体制評価型総合評価落札方式(特別簡易型)で行い、低入札価格調査制度を適用する。技術申請書を1月22日まで受け付け、1月29日に開札する予定。