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輝かしい一年の始まりを祈念 延岡地区建設業協会が新年会

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▲写真は挨拶する山﨑会長、読谷山市長、会場の模様

 延岡地区建設業協会(山﨑司会長)は1月10日、延岡市内で2020年の「新年会」を開催した。多くの協会員や関係者、来賓が参集し、新しい年の始まりにあたり、互いに新年の挨拶を交わすとともに、新たな一年が輝かしい年になることを祈念した。

 挨拶で山﨑会長は、防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策を含め、県北においても多くの工事が発注され、今年度までの残事業の発注がこれから行われることに言及。3か年で終わることなく、引き続き、事業を進めてもらうよう期待を込めた。

 その一方で、労働者や技術者、下請業者の不足などの問題が顕在化し、不落・不調の増加が危惧されていることにも言及。発注された工事を受注・完工することで、地域建設業としての責務を果たし、延岡市の経済活性化に寄与していく考えを示した。

 これと同時に、新担い手3法を遵守しながら、「新3K(給与・休暇・希望)を目指さなければ業界が弱体化してしまう。働き方改革による週休2日の推進や利益が出る体質改善を、発注者と受注者が一体となって目指していかなければならない」と強調した。

 今年は本県で国文祭・芸文祭が開催され、26年の国民スポーツ大会等に向けた施設整備が進められていることも紹介。九州中央自動車道の整備が着々と進んでいることにも触れ、全線の早期開通に向けて、官民一体で事業を推進していこうと呼び掛けた。

 招かれた多くの来賓を代表し、延岡市の読谷山洋司市長、江藤拓農林水産大臣(代理=江藤順子夫人)、延岡河川国道事務所の田浦峰星所長、宮崎県議会の井本英雄議員らがそれぞれ祝辞を述べ、延岡市議会の松田和己議長の乾杯の発声で開宴した。

 会場では、招かれた大勢の来賓や会員が各テーブルで新年の挨拶を交わしていた。最後に延岡地区建設業協会の佐藤雄二副会長の発声に合わせて、全員で一本締めを行った。