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1月27日に宮崎市で説明会開催 改正フロン排出抑制法

 宮崎県と一般社団法人日本冷凍空調設備工業連合会、宮崎県冷凍空調工業会は、1月27日に宮崎市清武町の宮崎県建設技術センターで「フロン排出抑制法の改正に関する説明会」を午前と午後の2回開催する。時間は、午前の部が9時30分~12時、午後の部が13時30分~16時。受講は無料で、定員は各回100人。

 フロン排出抑制法は、地球温暖化に深刻な影響を及ぼすフロン類の大気中への排出を抑制するため、業務用の冷凍空調機器(冷蔵庫やエアコン等)の取り扱いに関する事項を定めたもの。今回の改正では、機器を廃棄する際にフロン類の回収が確実に行われるよう、産廃業者、リサイクル業者、建物解体業者の責務が追加された。

 改正法の施行に向けた政令では、都道府県知事が行う報告徴収の対象に解体工事の元請業者を、立ち入り検査の対象に工事業者の事務所と解体工事の現場を追加。都道府県知事が解体工事業者に対し、フロン類を使用した製品の有無に関する説明を求められることなどを盛り込んだほか、同法に基づき指定する製品も追加する。

 受講対象者は、業務用冷凍空調機器のユーザー(事務所ビルや官庁舎などの管理者を含む)や設備業者(施工・保守メンテナンス等)、建物等解体業者、廃棄物・リサイクル業者など。当日は、フロン対策の必要性や改正フロン排出抑制法の概要、改正法に於ける関係者それぞれの役割と義務を説明するほか、質疑応答も行う。

 受講希望者は、宮崎県のホームページ等で入手できる所定の申込書に必要事項を記入し、宮崎県冷凍空調工業会までFAXまたはメールで申し込む。申込多数の場合は要相談となることがある。申し込み先は事務局(電話0985-28-0870、FAX0985-28-0870、メールreikuu@rondo.ocn.ne.jp)。

説明会の開催案内