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建築一式のJVに入札参加資格 土々呂地区複合型避難施設

 延岡市は1月14日、条件付一般競争入札で行う「津波避難施設整備事業土々呂地区複合型避難施設建築主体工事」を公告した。土々呂町に整備する複合型避難施設(SRC造2階建、建築面積245m2、延床面積155m2)の建築主体工事を施工する。工期は2021年10月29日まで。税抜の公表価格は4億5683万8000円。

 旧消防署土々呂出張所と隣接する延岡市役所伊形支所を解体し、跡地に防災学習室等を兼ね備えた複合型の津波避難施設を整備する。避難想定人数は380人で、これに基づく避難スペースを屋上部分に確保するほか、40人~60人が使用できる防災学習室や備蓄倉庫も配置する。実施設計業務は小嶋凌衛建築設計事務所が担当した。

 入札に参加できるのは、延岡市内に本店を有し、市の競争入札参加資格者名簿に建築一式工事として登載されている3者または4者で構成する特定建設工事共同企業体。いずれの構成員も、建設業法第27条の23の規定に基づく建築一式工事に係る経営事項審査(審査基準日が18年7月31日以降)を受審していることを求める。

 代表構成員は、建築一式工事のA級に格付けされ、建築一式工事に係る特定建設業の許可を受け、1級建築施工管理技士または1級建築士を監理技術者として配置することを求める。一方、第1構成員は建築一式工事のA級、第2構成員及び第3構成員は建築一式工事のA級またはB級に格付けされていることを参加要件とする。

 入札参加資格や設計図書等に関する質問は、1月24日まで電子メールで受け付け、入札情報サービスに回答を掲示する。申請書等は1月29日までに電子入札システム及び紙面で提出すること。紙面の場合は企画部契約管理課へ直接持参する。2月10日から12日にかけて電子入札で入札書を受け付け、2月12日に開札する。