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本田設計、産研設計が落札 細島小校舎改築実施設計

 日向市立細島小学校の改築事業を進める日向市は、8月29日に指名競争で「細島小学校改築事業建築設計業務委託」及び「同設備設計業務委託」の入札を執行。その結果、建築設計は本田設計が1594万円、設備設計は産研設計が700万円でそれぞれ落札した。業務の履行期間はいずれも2020年3月31日までを予定している。

 老朽化が進む細島小学校(細島593番地1)の危険校舎を改築することで耐震性の向上及び安全・安心な学校施設の構築を図るとともに、地域のコミュニティの拠点となるよう、同じく老朽化が進む細島公民館、公民館と同様の機能を有する細島地区コミュニティセンターの複合化を図る。新施設は災害時の防災拠点としての役割も担う。

 敷地内に建設する校舎を含めた複合施設は、鉄筋コンクリート造、延床面積2700m2程度を想定している。当該業務では、17年度に行った先進地調査・研究、18年度に行った基本計画・設計のほか、地域住民から寄せられた意見を踏まえ、施設整備に係る実施設計を委託する。計画では20~21年度に建設工事を行う見通しでいる。