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交通規則の遵守など県民に訴え 宮崎安全施設事業協同組合

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▲写真は挨拶する迎理事、キャンペーンの模様、参加者

 9月21日~30日に行われる2019年「秋の全国交通安全運動」に先立ち、宮崎安全施設事業協同組合(山内繁樹理事長)は9月19日、宮崎市の新町交差点で交通安全キャンペーンを行った。宮崎南警察署や宮崎南地区交通安全協会と協力し、通勤・通学中の歩行者及び自転車利用者、道路の通行車両に交通規則の遵守を広く訴えた。

 9月21日から実施される秋の全国交通安全運動を広く県民に周知するとともに、交通規則の遵守と正しい交通マナーの実践を呼び掛けるため、組合の青年部が主体となって毎年取り組んでいるもの。今年度の活動は、国道や県道が交差し、昼夜を問わず交通量が多く、交通事故が多発している宮崎市中村の五差路交差点で行われた。

 早朝から行われた開始式で挨拶に立った組合の迎敦雄理事は、道路の安全施設の整備に携わる企業及び組合として、キャンペーン活動を通じて「道路を安全に利用してもらえるよう呼び掛けたい」と活動の意義を強調した。その後、青年部広報企画運営委員長の倉元哲治氏は、キャンペーン活動を実施するにあたっての注意事項を説明した。

 参加した青年部員らは「交通安全は職場から」「交差点、しっかり止まってはっきり確認」などと書かれたのぼり旗を掲げ、通過車両に注意を促した。また、警察署や交通安全協会の職員ととともに、歩行者及び自転車利用者の保護誘導を行い、挨拶を交わしながらポケットティッシュを配布するなどして交通規則の遵守を訴えていた。

 宮崎南警察署交通課の米澤秀紀課長は、県内に於ける交通事故の発生件数は減少傾向にあるものの、未だ多くの尊い人命が失われる交通事故が県内で発生し、全国的にも痛ましい交通事故が多発していることを説明。「交通安全は地域、社会全体で取り組む課題」であることを強調し、参加した組合員らに更なる理解と協力を求めた。