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木鋼座屈拘束ブレースを開発 大和ハウス工業

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▲木鋼ハイブリッドブレース

 大和ハウス工業(大阪市北区)は、大規模な商業施設や事務所に設置できる耐震部材「木鋼ハイブリッドブレース」を開発した。拘束材に木質集成材を用いた座屈拘束ブレースは国内初という。現在、特許を出願している。

 地震力に抵抗する平鋼の芯材を、集成材の拘束材で補強することで、地震時に圧縮力が掛かっても座屈せずに耐震性能を発揮させる。

 従来の鉄骨構造による座屈拘束ブレースと比較し、製造時に生じる二酸化炭素排出量を最大65%低減できる。拘束材の集成材を現しにすることで、木のぬくもりを感じられる空間を演出することも可能となる。

 問い合わせ先は、同社広報企画室広報グループ・電話06(6342)1381、東京広報グループ・電話03(5214)2112。