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請負金額は前年同月比34%増 8月の県内公共工事動向

 西日本建設業保証株式会社宮崎支店が前払保証に基づきまとめている県内の公共工事動向によると、2019年8月に同社が取り扱った公共工事の請負金額の合計は129億9400万円で前年同月比33.9%増、件数は327件で同5.8%減となったことが分かった。4月からの累計は、請負金額が579億0700万円(同19.5%増)、件数が1670件(同16.2%増)となった。

 発注者別の請負金額は、国が30億8900万円(前年同月比57.1%増)、独立行政法人等が11億2200万円(皆増)、県が27億0900万円(同16.7%減)、市町村が59億6900万円(同69.5%増)で、前年同月と比べて県のみ減少した。その他の発注機関は1億0400万円(同89.2%減)だった。

 地区別の請負金額は、串間地区(1億8500万円、前年同月比10.1%減)、小林地区(6億4400万円、同18.9%減)、高岡地区(2億3100万円、同79.0%減)、西都地区(5億2800万円、同18.5%減)の4地区で減少。

 一方、宮崎地区(35億2300万円、同44.7%増)、日南地区(5億4400万円、同44.0%増)、都城地区(23億7700万円、同24.7%増)、高鍋地区(7億3000万円、同52.5%増)、日向地区(21億4800万円、同158.1%増)、延岡地区(16億5100万円、同182.8%増)、西臼杵地区(4億2800万円、同27.9%増)の7地区で増加した。

 大型工事は、宮崎河川国道事務所発注の東九州道(清武~北郷)芳ノ元地区改良(11工区)工事[対象額2億1500万円]や同(13工区)工事[同2億0900万円]、宮崎大学発注の宮崎大学宮崎大学(木花)農学部実験研究棟、図書館改修工事[同5億2100万円]、門川町発注の門川町新庁舎建設工事[同9億2200万円]など。

発注機関別の内訳