厚生労働省は、企業や事業場が実施する労働災害防止のための安全活動の「見える化」の取り組み事例を募集し、投票や選考委員会の評価を経て優良事例を決める「見える」安全活動コンクールを行う。募集期間は9月3日から10月31日まで。
安全活動に熱心に取り組む企業が国民や取引先から注目される「あんぜんプロジェクト」の一環として実施するもの。コンクールを通じて、事業場及び企業の安全活動の「見える化」の取り組みを活性化することが目的だ。
平成30年度の募集テーマは、①転倒災害防止②腰痛予防③外国人労働者・非正規雇用労働者の労働災害防止④熱中症予防⑤メンタルヘルス不調予防⑥化学物質による危険⑦通勤・仕事中の健康づくりや運動⑧その他の危険有害性情報―の「見える化」。
応募事例は「あんぜんプロジェクト」のホームページに掲載し、12月3日~31年1月31日の間に投票を実施。31年3月上旬に優良事例を発表する。応募事例は、現場の安全活動の取り組みに活用できるよう、同ホームページで継続的に公開する。
詳細はあんぜんプロジェクトのホームページhttp://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/で確認できる。