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来月から宮崎市で計4回開催 みやざき木造塾2019

 宮崎県と一般社団法人宮崎県建築士事務所協会は、今年10月から2020年1月にかけて「みやざき木造塾2019」を計4回開催する。非住宅の木造設計に関する設計スキルを身につけた技術者を養成し、宮崎県の豊富な森林資源の更なる活用を目指す。

 貴重な循環資源である木材を非住宅や中高層建築物へ利用することが求められている昨今の情勢を踏まえ、数々の中大規模木造建築を実現してきた、意匠設計、構造設計、防耐火、木材利用・耐久性の専門家らが木造建築の設計手法について講義する。

 受講対象者は、原則として建築士事務所に所属している建築士。木造建築に関する業務に携わる木材関係者や行政職員等も対象とする。定員は先着順で30人。受講料は全4回で3000円。当該講習はCPDプログラム申請を予定している。

 会場はいずれも宮崎グリーンスフィア壱番館(KITEN)3階のみやざきNPO・協働支援センター活動支援スペース。コマ割は各回とも2コマで、開催時間は1コマ目が13時から15時15分まで、2コマ目が15時30分から17時45分まで。

 受講希望者は、宮崎県建築士事務所協会のホームページ等で入手できる所定の申込書に必要事項を記入し、9月25日までに事務局へFAXまたはメールで申し込む。全4回の修了者は「みやざき木造マイスター」として県のホームページに掲載する。

 問い合わせ先及び申し込み先は、宮崎県建築士事務所協会事務局(電話0985-29-1188、FAX0985-38-9418、メールmkentiku@viola.ocn.ne.jp)。

各回の①開催日②テーマ③講師陣(敬称略)―は次のとおり。
▽第1回=①10月2日②概論・工法・設計・計画③腰原幹雄(東京大学生産技術研究所教授)、内海彩(株式会社内海彩建築設計事務所代表取締役)
▽第2回=①11月12日②防耐火・設計・計画③安井昇(桜設計集団一級建築士事務所代表)、久保久志(株式会社東畑建築事務所)
▽第3回=①12月13日②構造③佐藤孝浩(桜設計集団)、萩生田秀之(株式会社KAP代表取締役)
▽第4回=①1月21日②木材利用・耐久性・設計・計画③原田浩司(木構造振興株式会社)、横畠康(有限会社艸建築工房代表取締役所長)。

開催案内