▲写真は作業の模様
延岡電気工事業協同組合(工藤定信理事長)と延岡地区電気設備保守センター(橋倉富雄センター長)は９月７日、高齢者住宅を対象とした「電気設備無料点検」の奉仕活動を延岡市の南方地区と東海地区で実施した。作業には両団体の加盟企業から１７社２２人の技術者が参加し、家屋の電気設備の点検・清掃作業に汗を流した。
両団体に於ける地域貢献活動の一環として、延岡電気工事業協同組合の青年部が主体となり、延岡市内の各地区で取り組んでいるもの。３１回目を数える今年度の活動は、延岡市の南方地区と東海地区の２箇所で高齢者住宅１９戸を対象に行った。
南方地区で行われた開始式では、作業に先立ち青年部の岩田征巳氏が作業内容や注意事項を説明し、「入居されている方に困っていることなどがあれば相談にのってアドバイスして」と呼び掛けた。その後、参加者は２班に分かれて高齢者宅に移動した。
訪問先では、家屋の漏電調査や分電盤内端子増締、器具の清掃作業に黙々と取り組んだ。訪問先の家主は、「天井部分などの高い場所には手が届かないので助かる。専門家の皆さんに来ていただき、とてもありがたい」と感謝の言葉を述べた。作業で使用された電設資材は、米良電機産業から無償で提供された。
延岡地区電気設備保守センターの橋倉センター長は、日々の暮らしに必要不可欠な電気設備の保守等に関する対応に２４時間体制で取り組んでいることを踏まえ、「困っていることがあれば、地域密着の組合員に連絡してもらいたい」と話す。
奉仕作業の参加企業は次のとおり(順不同)＝▽高橋電気工業▽旭進興業▽西南電気▽三桜電設▽内田電設▽岩田電業▽修電舎▽岸田電業▽かたかべ電気▽吉村電業▽興電舎▽中谷電気▽黒木電業社▽橋倉電気▽伊東電気▽昭栄電業▽中城電設。