串間市は９月５日、公募型プロポーザル方式で事業者を選定する「串間温泉いこいの里太陽光発電設備設計施工事業」を告示した。事業場所は串間市大字本城９８７番地(串間温泉いこいの里)で、事業期間は契約締結日から２０２０年１月３１日まで。事業費の上限は１７２０万８０００円(税込)とする。
串間温泉いこいの里に自家消費用の太陽光発電施設を設置することで、ＣＯ２排出量の削減と自家消費型の太陽光発電施設の導入を幅広く普及・啓発する。施設利用への影響を最小限にするため、設備選定・実施設計を含め、一貫した施工実施による効率・効果的な設備導入を行う事業者を広く募集する。
プロポーザルの参加要件は、串間市の指名競争入札参加資格者名簿に「電気工事」として登録され、宮崎県内に事業所を有する者。対象工事に関して国の諸法令で必要とされる資格を有していることを求める。参加表明書の提出者は、当該業務に関する総括責任者を除く専門分野について、協力者を加えることができる。
提案の審査を厳正かつ公平に行うため、串間温泉いこいの里新エネルギー導入事業者等選定委員会を設置。技術提案書の審査に加え、提案事業者によるプレゼンテーション及びヒアリングを実施し、評価を点数化して審査する。市の定める評価点数を満たす者のうち、設計・施工業務に適した最優秀者を選定する。
プロポーザルの主なスケジュールは、▽現地説明会＝９月１８日▽参加表明書提出期限＝９月１９日▽質問書受付期間＝９月１２日～１９日▽質問回答＝９月２０日以降▽技術提案書受付期間＝９月２０日～３０日▽プレゼンテーション＝１０月上旬▽事業者決定＝１０月上旬以降(別途通知)―を予定している。
プロポーザルの実施要領や要求水準書、様式等はホームページから入手できる。事務局は串間市役所商工観光スポーツランド推進課(〒８８８－８５５５串間市大字西方５５５０番地、電話０９８７－７２－１１１１／内線２６６、ＦＡＸ０９８７－７２－６７２７、メールk-nishimura@city.kushima.lg.jp)。