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3者JVで建築主体工事を公告、西都市新庁舎建設事業

 西都市は8月8日、事後審査型条件付一般競争入札で行う「西都市新庁舎建設事業建築主体工事」を公告した。RC造5階建の新庁舎棟建設に係る建築主体工事のほか、外部サインや外構工事を施工する。工期は2021年3月26日まで。税抜の予定価格は24億2000万円。これらに伴う設備工事は、別途、条件付一般競争で発注する方針。

 経年劣化が進み、行政機能が各棟に分散している市役所庁舎を新設する計画。整備箇所は現庁舎やコミュニティセンター、平田公園等を含む区域一体。敷地南側に移転新築する新庁舎棟に加え、既存の西棟とコミュニティセンターは改修して活用する。平田公園は同規模のものを防災広場の役割を付加して敷地内に移転整備する。

 建築主体工事の対象建物は、▽新庁舎棟=RC造一部S造(基礎免震構造)5階延べ約7323m2▽公用車庫1=S造平屋187m2▽公用車庫2=同375m2▽公用車庫3=同187m2▽来庁者車庫・通路庇=同37m2▽駐輪場=同21m2▽ゴミ庫=RC造平屋37m2。このほか、外部サイン工事や外構工事、その他付帯工事を施工する。

 入札に参加できるのは、代表構成員1者とその他の構成員2者(A・B)の3者で自主結成する特定建設工事共同企業体。いずれの構成員も、公告日から入札執行日までの間に指名停止措置を受けておらず、建設業法で定める経営事項審査の有効期間(経営事項審査の審査基準日から1年7か月)を経過していないこと。

 代表構成員は、経営事項審査の建築一式工事における総合評定値(P)が1300点以上で、九州内に営業所を有する者として西都市の入札参加資格者名簿に登録されていること。国または地方公共団体が発注したS造、RC造、SRC造で延床面積が4000m2以上の免震構造を伴う建物の建築一式工事を元請として施工した実績を求める。

 その他の構成員Aは、同じく総合評定値(P)が850点以上で、宮崎県内に営業所を有する者として西都市の入札参加資格者名簿に登録されていること、その他の構成員Bは、同じく総合評定値(P)が750点以上で、西都市内に営業所を有する者として西都市の入札参加資格者名簿に登録されていることをそれぞれ求める。

 設計図書等は西都市のホームページからダウンロードできる(一部はパスワード付)。設計図書等に関する質問書は9月10日まで電子メールで受け付け、回答を随時ホームページに掲載する。入札参加申込書等は9月6日までに西都市財政課へ持参する。入札は9月18日10時に西都市コミュニティセンター研修室で行う。

 入札手続き等の担当部局は、西都市財政課(〒881-8501西都市聖陵町2丁目1番地、電話0983-43-0377)。