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新工法を活用、新たな事業を展開 F・C

 株式会社F・C(山下晃司代表取締役)は、塗布型防草対策工法「クサデナーズ」と道路橋端部表面塗布型防水工法「ブリッジガード」を柱とした新事業を開始した。

 「クサデナーズ」は、道路の縁石周りやアスファルトの舗装面及びコンクリートブロックの隙間などからの雑草を抑制するもの。公私道や公共施設、病院、工場等の建物周りや駐車場への使用を想定している。毎年2回の除草作業を行ったと仮定した場合、除草費用は3年半で逆転することができ、維持管理費の削減に繋がる。

 一方の「ブリッジガード」は、橋端部舗装表面や伸縮ジョイント部に地履際からの雨水流入を防止し、防草や老朽化対策に効果を発揮。冬場の凍結防止剤の散布や海岸付近の高濃度塩化物イオンの床板への浸透を防ぐ。

 いずれも、人体や環境に配慮した材料を使用し、作業中に職員や第三者へ影響を与える危険性はなく、悪臭の原因になる有害物質や発がん性物質などの障害物質を一切含まないのが特徴。

 同社の担当者は、「橋梁や道路の維持管理にかかる時間や労力を減らすことで経費削減に繋げることが事業の骨子と考えているが、それだけではなく、企業に於いて今後は環境へ配慮しながらの事業展開も考えていかなければならない。この事業モデルがその一端を担っていくことを期待している。」と話す。

 問い合わせ先は、株式会社F・C宮崎支店(電話0985-47-2881)。