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東九州道の全線早期開通へ気勢 串間市で総決起大会

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▲写真は大会の模様

 東九州自動車道建設促進日南・串間・志布志地区協議会(﨑田恭平会長=日南市長)は、8月17日に串間市内で総決起大会を開催した。大会には国土交通省九州地方整備局や宮崎・鹿児島両県の関係者、日南市・串間市・志布志市の市民ら1千人超が集結。「全線開通へに向けて頑張ろう!」と全員で唱和し、早期の開通実現へ気勢を上げた。

 大会の開催に先立ち、九州地方整備局の村山一弥局長が「東九州自動車道(清武南IC~末吉財部IC)の進捗状況」と題して講演し、各区間の整備事業などを説明。意見発表では、日南市、串間市、志布志市の高校生3人が登壇し、若者の視点から高速道路が地域の活性化に寄与することなどを訴え、早期の全線開通を切に願った。

 主催者挨拶で﨑田会長は、先の高校生の意見発表を踏まえ、「大人の責任としてしっかりと造り上げなければならない」ことを強調。東九州道が産業・経済・文化の振興や地域の利便性向上に必要不可欠であり、救急医療をはじめとする命の道でもあることの重要性を説き、「関係団体と連携しながら全線開通に取り組んでいく」と語った。

 招かれた多数の来賓を代表して、河野俊嗣宮崎県知事、三反園訓鹿児島県知事(代読)、森山裕衆院議員、古川禎久衆院議員、長峯誠参院議員が挨拶。各氏ともにミッシングリンク解消の必要性を訴え、今年で2箇年目となる「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」以降を見据えた道路予算の確保に取り組んでいく考えを示した。

 大会では参加者の総意として決議を採択。「未事業化区間の早期事業化」「事業中区間への予算の重点配分と早期完成」「南海トラフ巨大地震の発生が予想される中、国の責任で高速道路ネットワークの早期完成を推進する」ことを求めていくことを確認。

 また、「地域の安全・安心、地方創生を実現し、経済に好循環をもらたすストック効果を早期に発現させるため、次年度道路関係予算で要求額を満額確保する」「人や物の輸送が安定的に行われるよう、重要物流道路に位置付ける」ことも求めていくとした。

 東九州道の残区間である「清武南~鹿屋串良間」では、2018年3月に日南北郷~日南東郷間が開通し、志布志~鹿屋串良間が20年度に開通する見通し。今年度に「油津~南郷間」「奈留~串間~夏井間」の新規事業化が決定し、全線開通へ向けた動きが加速しているが、「南郷~奈留間」は未だ事業化の目処が立っていない状況にある。