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図面分野のサービス拡充、蔵衛門図面キャプチャー ルクレ

 国内シェア№1の電子小黒板「蔵衛門Pad」などを開発・販売する株式会社ルクレは、図面分野でのサービス拡充となる無料ソフト「蔵衛門図面キャプチャー」をリリースした。ソフトには、図面上の最大100箇所を連続でキャプチャーできる機能を搭載。これにより、図面の画像切り取り・保存作業を大幅に効率化する。

 ソフトには、図面上の最大100箇所を連続でキャプチャーできる機能を搭載し、切り取り・保存作業の効率化を実現。断面図や配筋図のPDFデータ、CAD図面にも対応している。複数回の作業が必要な大型工事で、次回の作業をスムーズに行うため、図面のPDFを工事単位で登録、再読み込みできる機能も搭載した。

 さらに、電子小黒板と連携することで、黒板への図の貼り付けもスムーズに行うことができ、図入り黒板の作成時間を従来の30%削減する。パソコンで簡単に黒板を作成できるため、現場事務所で事務職員が黒板を作り、現場監督は撮影だけ行うといった分業も可能。現場監督の負担が大きく軽減されることが見込まれる。

 ソフトは蔵衛門の公式サイト(https://www.kuraemon.com/zumencapture/?from=lecre_pressrelease20190723)からダウンロードできる。同社は今後も、AIを活用した図面の自動判別機能や、ひとつの工事における工事写真・図面・出来形を一括で管理できる機能の展開など、さらなるサービス拡充に力を入れていく考えでいる。