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公募型プロポで事業者選定 いこいの里ボイラー設計施工

 串間市は8月9日、公募型プロポーザル方式で事業者を選定する「串間温泉いこいの里木質バイオマスペレットボイラー設計施工事業」を告示した。串間温泉いこいの里に木材を主原料とするバイオマスペレットボイラーを整備することで、CO2排出削減やエネルギーの地産地消、新エネルギーを生かした観光都市づくりを推進する。

 当該事業では、バイオマスペレットボイラー設置に係る▽建築工事一式=土地整地、ボイラー建屋、基礎▽機械設備工事一式=ペレットボイラー、蓄熱タンク、各種工事等―を施工する。場所は串間市大字本城987番地で、事業期間は2020年2月10日まで。税込の工事費上限額は7976万3000円とする。

 プロポーザルの主な参加要件は、串間市指名競争入札参加資格者名簿に登載されている者で、建設業許可を有し、管工事あるいは機械器具設置工事の登録を行っている者。このほか、バイオマスボイラーの導入実績あるいは受注実績を有していることや、施工体制に一級建築士を配置していることなどを求める。

 バイオマスボイラーの受注実績がない事業者が参加する場合は、バイオマスボイラーの導入あるいは受注実績を有する者との施工体制表を提出し、市の承認を得られれば、参加することができる。

 参加申込受付期間は8月9日から8月20日まで、提案書の提出期限は8月29日17時15分。質問等はFAXや電子メールで8月20日まで受け付ける。プレゼンテーションは9月3日。提案者のプレゼンテーションや提出資料、ヒアリングの内容を踏まえ、評価項目ごとに点数を集計し、合計点の最も高い提案者を選定する。

 申請に先立ち、8月19日の10時から現地説明会を開催する。参加を希望する場合は、8月16日までに商工観光スポーツランド推進課へ電話連絡を行うこと。詳細はホームページで確認できる。プロポーザルの事務局は商工観光スポーツランド推進課。