国土交通省は7月30日、河川上空でのドローン活用をテーマに、ドローンの開発事業者や大手通信会社との意見交換会を開いた。河川上空でドローンを安全に飛行させるため、事業者から意見を聞いた。
水管理・国土保全局の高村裕平河川環境課長は「ドローンを物流などに利用する事業者にとって、河川上空はフロンティア。これまでは占用の制限が厳しく、飛行経路とするのは難しかった」と述べた上で、「事業者との意見交換の場を設け、河川上空の安全な利用に関するルールづくりにつなげたい」などと話した。
意見交換会に参加したのは、▽エアロネクスト▽KDDI▽ゼンリン▽テラドローン▽日本気象協会▽日本電気▽日本無線▽日本郵便▽楽天―の9者。