循環型社会の形成に向けた産業廃棄物の排出抑制及び再生利用の促進を目的に、宮崎県は7月22日から8月14日まで、2019年度「宮崎県産業廃棄物リサイクル施設整備費補助事業」の2次募集を行う。県内の産業廃棄物排出事業者や産業廃棄物処理業者を対象に、リサイクル施設の新設・改造、更新に要する費用を補助する。
補助対象は、▽処理が困難な産業廃棄物を再生利用する▽新規の処理方法を導入して高付加価値の製品に再生利用する▽再生利用に関する先導的な技術を有する―のいずれかに該当する施設の整備(本工事費、機械器具等、附帯工事費等)。補助率は、新設と改造が2分の1以内、更新が3分の1以内(いずれも上限1500万円)とする。
補助申請に際しては、環境負荷低減のための配慮がなされていることや、宮崎県環境計画の環境指標の改善に資すること、焼却施設等廃棄物の中間処理または最終処分を主たる目的にするものでないこと、施設整備後に速やかに事業化できるものであること、目的を同じくする他の補助制度の対象でないことなどを求める。
申請希望者は、事前に補助対象事業として要件を満たすかを担当課に確認した上で、所定の計画申請書等に必要事項を記入し、添付書類と合わせて提出する。提出された事業計画申請書や審査会での申請者の説明内容を踏まえ、補助金の交付の可否を決定し、後日、申請者に結果を通知する。
補助金交付要綱や申請書様式はホームページからダウンロードできる。申し込み及び問い合わせ先は、宮崎県環境森林部循環社会推進課企画・リサイクル担当(電話0985-26-7081)。