建設ネット企画画像 四角 四角

緊張感を持って安全作業を実践 小林地区建設業協会

B00056778_2   B00056778_1   B00056778_4

▲写真は挨拶する河野会長、大会の模様

 小林地区建設業協会(河野与一会長)は6月27日、小林地区建設会館で2019年度の「安全推進大会」を開催した。大会には会員企業の代表や技術者ら約50人が参加。安全講話や安全宣言を通じ、現場等における無事故・無災害の達成を固く誓った。

 挨拶で河野会長は、「労働災害を防止するためには、従業員が一丸となって安全対策にあたることが重要」と、、各自が積極的に安全対策に取り組む必要性を強調し、7月1日から始まる全国安全週間に向けて、安全意識の更なる高揚を呼び掛けた。

 このほか、ちょっとした気の緩みが大きな事故に繋がりかねないことを踏まえ、「緊張感を持って作業に取り組めば、どんな事故でも未然に防ぐことができる」と述べ、労働災害の撲滅に向けて、参加者一同に理解と協力を求めた。

 来賓として招かれた都城労働基準監督署の新盛末弘署長は、「安全は全てに優先する」の基本理念の下、「全員が安全意識を一段階引き上げ、自社にあった労働災害防止対策を講じて欲しい」と述べ、労働環境の改善に向けた取り組みに期待を込めた。

 安全講話では、都城労働基準監督署安全衛生課の外村哲史課長が「労働災害防止」、大塚製薬株式会社の関浩一氏が「熱中症の予防と対処方法」についてそれぞれ講演を行い、参加者はメモを取るなどして熱心に講師の話に聞き入っていた。

 安全宣言で、赤川直紀氏の号令の下、労働災害の撲滅を参加者全員で誓い、19年度の安全推進大会を滞りなく終了した。