公益財団法人宮崎県建設技術推進機構は、9月11日に日向商工会議所(日向市上町3番15号)で開催する2019年度「景観研修」の受講申し込みを受け付ける。建設業や造園業、測量設計業に従事する民間企業及び行政の技術者を対象として、実務者に求められる景観に関する基礎的な知識の習得を図る。
講師は、長崎大学工学部大学院工学研究科システム科学部門准教授の石橋知也氏と熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター景観デザイン研究室学術研究員の増山晃太氏。風景のとらえ方やつくり方をテーマに、地形や歴史を景観として読み解くことの重要性や公共工事における景観・視点場の捉え方などを学ぶ。
当日はこのほか、日向市駅周辺をフィールドに現地調査を実施。講義の内容を踏まえ、景観配慮の要点や景観分析(批評)を行い、業務に活かせると思った点、新たな発見、疑問に思った点、良いと思った箇所、改善が可能と思った箇所についてグループディスカッションと全体ディスカッションを行う。
開催時間は9時30分から17時15分まで。予定人員は10人。受講希望者は、ホームページ等で入手できる所定の申込書に必要事項を記入し、8月2日までにメール・郵送・FAXで送付する。研修経費は一人あたり3000円。定員を超える申込みがあった場合は、締切日前でも募集を終了する。
詳細は宮崎県建設技術推進機構のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、土木課企画研修システム担当(電話0985-20-1830、FAX0985-20-1850、メールinfo@mk-suishin.or.jp)。
《研修の開催案内》