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プロポで受託候補者選定 八幡丘公園再整備基本計画

 えびの市は7月12日、公募型プロポーザル方式で受託候補者を選定する「八幡丘公園再整備基本計画策定業務」を告示した。施設の老朽化等が進み、駐車場の確保などを進める必要がある八幡丘公園の再整備に向けた基本計画を策定する。履行期間は2020年2月28日まで。委託料の上限額は399万6000円とする。

 八幡丘公園の開設面積は9.3㌶。園内には木の体験広場や東側広場、約1㎞にわたる桜のトンネル、展望台、スポーツ広場等の施設を有しているが、経年に伴う施設の老朽化等により、多くの市民が自然と触れ合う身近な憩いの場として、また、八幡丘公園の持つポテンシャルが十分に生かされているとは言い難い状況にある。

 当該業務では、上位関連計画等に基づき、これまでの公園運営に捉われず、「新たな公園利用を促す仕掛けづくり」「既存ストックの活用とスクラップ」「ゾーニングの整理」の視点で、再整備を実施するための基本計画を策定する。

 主な参加資格は、▽候補事業者に選定された場合、市との連絡調整や協議等に適切かつ迅速に対処できること▽個人情報等の保護に関する法令等を遵守するとともに、提供システムのセキュリティ対策を講じる技術を有していること▽市が実施する選定委員会で提案事業の特徴、実施効果を含む提案内容の説明、質疑応答ができること―など。

 主な選定スケジュールは、▽質問事項の締切=7月24日▽質問事項への回答=7月29日▽企画提案書類の提出期限=8月13日▽選定委員会の審査(プレゼンテーション)=8月23日▽審査結果の通知=8月26日▽審査結果の公表=8月26日▽委託契約の締結=8月下旬―を予定している。

 評価項目は、組織体制が①担当者実績・業務実施体制②業務実績③専任性(手持業務量)、企画提案書が④的確性⑤実現性⑥独創性⑦地域性の理解度⑧業務内容の理解度、ヒアリングが⑨取組意欲⑩コミュニケーション能力で、配点は各10点。全審査員の合計点数が最も高い提案者を第一優先受託候補者に選定する。

 プロポーザルの実施要領や仕様書、様式等はホームページから入手できる。事務局はえびの市観光商工課観光係(〒889-4292えびの市大字栗下1292番地、電話0984-35-1114、FAX0984-35-0401、メールkankoshoko@city.ebino.lg.jp)。