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ニーズ・シーズのマッチング 試行技術をNETIS登録

 国土交通省のi-Construction推進コンソーシアムが新技術の現場実装を目指して開催している「ニーズ・シーズマッチングイベント」で、これまでに累計58件のマッチングが成立した。現場試行の結果、新技術情報提供システム(NETIS)に登録した技術も2件ある。

 ニーズ・シーズマッチングイベントは、現場で課題を抱える発注者・企業と新技術(シーズ)を開発した企業をマッチングさせ、現場の生産性を高める新技術の現場実装を後押しする取り組み。17年度からコンソーシアムの技術開発・導入ワーキンググループが開催し、累計58件のマッチングが成立した。

 成立後は現場での試行を通じて技術評価を行い、評価の高い技術はNETISに登録される。

 今年7月までに現場試行を終え、NETISに登録された技術は「遠隔現場支援システム『xSync(バイシンク)Prime Collaboration」(開発者・ブイキューブ、りんかい日産建設)と「高精度3次元レーザスキャナを用いた床版変状計測技術」(同・八州)の2件。

 NETIS登録された技術は、新技術活用システムのテーマ設定型や、直轄工事の新技術導入促進型などを活用し、現場実装が可能になる。