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安全に留意した作業を徹底 ダイキンHVAC宮崎支店

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▲写真は挨拶する山下支店長、大会の模様

 ダイキンHVACソリューション九州株式会社宮崎支店(山下博司支店長)は6月26日、宮崎市内で2019年度の「安全大会」を開催した。大会には同社及び協力会社の社員ら約30人が参加し、施工現場等における無事故・無災害の実践を固く誓った。

 大会で挨拶に立った山下支店長は、社員及び関係者の協力により昨年も無事故・無災害を達成し、同日時点のゼロ災害継続が2940日に達していることを紹介。一方で、多数の大型案件や学校関連施設の発注が見込まれる中、慢性的な人手不足により、県内の事業者数では仕事量が飽和状態にあると指摘した。

 山下支店長は、「現場に不慣れな者や県外人材で作業に取り組む機会が増えることで、普段と勝手が異なる状況が生じ、それが事故に繋がる可能性がある」と現状への危機感を示し、「それぞれが安全に留意し、今まで以上に気を引き締めて作業に取り組んで欲しい」と述べ、安全第一の作業を呼び掛けた。

 続いて、同社福岡支店の島藤昇平技術部長が挨拶。島藤部長は、墜落抑止用器具の法改正などについて言及した上で、「安全に関する多くの情報を本日の安全大会で学び、事故の防止に努めて欲しい」と話した。

 安全講習で、県内に於ける労働災害の発生状況や概要について説明があったのち、ヒヤリハット事例をテーマとした安全に関するビデオを全員で鑑賞。今後の業務に活かそうと、参加者は内容をメモに取るなどして、安全衛生活動の手法等を熱心に学んだ。

 オーケー器材株式会社の商品説明や新技術の情報共有等が行われ、安全・品質表彰として坂川空調の坂川清二代表を表彰。坂川氏が安全宣言を力強く読み上げ、今期のゼロ災害達成に向けて、安全意識の更なる高揚を図ることを確認した。