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海開き前にビーチを綺麗に清掃 宮崎地区建設業協会

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▲写真は本部会長と戸敷市長、作業の模様、作業参加者

 宮崎地区建設業協会(本部喜好会長)は7月13日、宮崎市青島地区で2019年度の「青島美化奉仕作業」を実施した。作業には会員企業88社の職員やその家族、宮崎市役所職員のほか、日本財団らが展開する海と日本PROJECTのメンバーも参加。小雨の降る中、青島ビーチの清掃作業に取り組んだ。

 青島美化奉仕作業は、協会が事業計画に掲げる「個性豊かな地域づくりの推進」の一環として取り組んでいるもの。独自の美化奉仕作業を通じて地域に貢献することが活動の目的であり、今年で31回目を数える。長年にわたる取り組みが高く評価され、全国海岸協会の海岸愛護功労者表彰などを受賞している。

 当日は早朝から参加者が青島海水浴場に集合。本部会長は、多くのゴミが散乱していた昔と異なり、協会の活動の成果や地域の協力もあって、近年は綺麗な状態に保たれていることを指摘。一方、先の大雨で漂着したゴミが散見されることを踏まえ、皆で協力して作業に取り組み、更に綺麗にしようと呼び掛けた。

 宮崎市の戸敷正市長は、5年前から取り組んでいる青島ビーチパーク等のイベントにより、毎年、県内外から多くの観光客が青島地区を訪れていることを説明。長年にわたる協会の活動に感謝の意を示すとともに、災害対応等を含む市民の安全・安心な生活を守るための活動に対し、参加者に理解と協力を求めた。

 当日は小雨の降りしきる中、参加者が青島ビーチを周回しながら、先の大雨等で浜辺に打ち寄せられた瓦礫や流木、空き瓶・空き缶、ペットボトルなどのゴミを丁寧に拾い集めた。青島本島では、同様に漂着していた大木をチェーンソーで細かく切り分け、重機を使ってトラックに積み込み、これを撤去した。