建設ネット企画画像 四角 四角

青年部が小中学校で奉仕作業に汗 東諸地区建設業協会

B00056931_1   B00056931_2   B00056931_3

▲写真は作業の模様

 東諸地区建設業協会青年部(溝口雅之部長)は、管内の小中学校を対象とした2019年度の奉仕作業を7月12日に実施した。地域貢献活動の一環として、青年部が毎年実施しているもの。今年度の活動では、国富町立本庄小学校及び本庄中学校に於いてグラウンドの整備や側溝堆積土砂除去等の作業に汗を流した。

 出発式で協会の許斐泰將副会長は、「学校を綺麗にして子ども達に喜んでもらうと同時に、建設業のイメージアップにつなげ、入職したいと思う子が増えてくれれば」と期待を込めた。応援挨拶に駆けつけた宮崎県高岡土木事務所の境光郎所長は、建設業が地域の守り手であることを強調し、青年部の更なる活躍を祈念した。

 作業に参加した部員は二手に分かれて各校に移動。本庄中学校では、校内の側溝に堆積した土砂を除去し、その土砂をグラウンドの開口部に埋め戻した。水はけが悪くなっていた駐輪場の整備や朽ちた樹木の撤去に取り組んだほか、経年劣化して基礎部がむき出しになっていたフェンス支柱を、鉄筋や土のうを用いて補強した。

 本庄小学校では、グラウンドや砂利道の整備を実施。炎天下の中、参加した部員は子ども達のことを思い、黙々と作業に取り組んだ。溝口部長は「次代を引き継ぐ子ども達がより良い環境で勉学に励むことができる環境を提供するため、皆で力を合わせ、奉仕作業を含む様々な活動を展開していきたい」と意気込みを述べた。