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河川掘削土砂の受入先公募、来年3月まで 宮崎県

 公共工事の効率化やコスト縮減等を図るため、宮崎県は河川内の土砂掘削に伴い発生する建設発生土の受け入れ先を公募する。対象は7月~2020年3月に埋立地の土地造成を予定している土地所有者など。搬入費用は無料。募集期間は7月22日~20年3月25日とし、建設発生土の受け入れ調整が整った時点で受付完了とする。

 主な土地要件は、▽各土木事務所管内に所在する土地▽埋立(盛土)土量が約1000m3以上▽大型ダンプトラック(10㌧車)での搬入が可能▽土質に関係なく受入可能▽搬入時期を問わない▽法律及び関係条例上、埋立等を行うことが可能▽借地の場合は所有地の同意を取得▽搬入土の整地(押土)しか行わないことを承諾―など。

 応募後は、現地立会及びヒアリングで運搬距離や土地の形状、周辺の状況、関係法令等の調査・確認を実施。埋立に適した土地と認められた場合に候補地となり、各事務所で選考する。候補地として確定した後も、他の公共事業で建設発生土搬入の要請があった場合はこれを優先するため、申込時の搬入量は保証できない。

 応募窓口は各土木事務所及び西臼杵支庁の河川担当。詳細は宮崎県のホームページで確認できる。問い合わせ先は、県土整備部河川課河川担当(電話0985-26-7185)。