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実施設計は松下JVが落札 延岡駅前の再開発ビル整備

 株式会社まちづくり延岡は7月8日、条件付一般競争により「延岡駅前地区優良建築物等整備事業実施設計業務委託」の入札を参加4者で執行。その結果、松下・菊池・コトブキ特定建築設計共同企業体が3900万円で落札した。同社が取り組むJR延岡駅西口街区の再開発事業として、複合ビル整備に係る実施設計を委託する。

 新施設の規模は鉄骨造5階建延べ約5800m2で、建設場所は延岡市幸町3丁目地内。飲食店やサービス業の店舗のほか、情報関連企業のオフィス、医療機関、専門学校、延岡商工会議所及び中小企業支援機関等の事務所などの入居を想定する。調査設計計画費や建設工事費、用地費、事務費を含む概算事業費は約16億円を見込む。

 実施設計業務の委託期間は2020年3月13日まで。税抜の公表価格は4110万円だった。計画では20年度以降に本体建設工事に着手する見通しでいる。