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徹底した安全管理で災害を絶無 竹中工務店と協力会

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▲写真は挨拶する角委員長、大会の模様

 株式会社竹中工務店と宮崎地区安全衛生協議会、九州支店安全衛生協力会宮崎支部(佐藤世紀支部長)は7月2日、宮崎市内で2019年度の「宮崎地区安全大会」を開催した。九州支店生産統括部の白石洋介グループリーダーらを来賓に迎え、同社や協力会から多数が参加。安全意識の高揚を図り、労働災害根絶に向けて思いを新たにした。

 大会挨拶で角聡委員長(宮崎営業所長)は、社長メッセージを読み上げたのち、17年のイオン増床工事以降、無災害記録を継続していることを報告。「絶対に事故を起こさない、起こさせないという心構えが大切」と訴え、「一人ひとりの日々の徹底した安全管理を通じて、今後も災害絶無を目指していこう」と呼び掛けた。

 安全表彰では、九州支店表彰(委員長賞)を受賞した加行浩氏ら10人に表彰状と記念品を贈呈(後記参照)。来賓挨拶で九州支店の白石グループリーダーは、災害の発生要因を示した上で、現場の改善やそのための提案が重要であると強調し、安全第一の心を意識に根付かせ、一丸となって災害ゼロを目指していこうと呼び掛けた。

 宮崎支部の片井野裕貴氏が宮崎労働基準監督署の福山栄隆所長のメッセージを代読。佐藤支部長が角委員長に対し、無災害運動強化推進の申し合わせを力強く宣言した。九州支店表彰を受賞した加行氏が声高らかにシュプレヒコールを行い、参加者全員で無事故・無災害の達成に邁進していくことを誓った。

 大会ではこのほか、宮崎市消防局消防司令の釘元伸弥主幹が安全講話を行い、応急処置のポイントなどを解説した。熱中症対策をテーマに講演した大塚製薬株式会社の岡功司氏は、日頃からの備えの重要性などを訴えた。

 表彰受賞者は次の通り(敬称略)。
▽九州支店表彰・委員長賞=加行浩(くちき)、清水勇治(サトウ)
▽同・協力会長賞=大熊雄介(宮崎ケミカル)
▽宮崎地区安全大会・地区委員長賞=佐土原誠(九電工)、鮫島正一郎(兵頭製作所)、前川耕一(弘栄産業)、橋川孝一(テクニカルキナイ)、橋本辰弥(宮里鐡工建設)、奥野哲郎(オクジュー)、永森賢二郎(くちき)。