建設ネット企画画像 四角 四角

パシコンが4.6千万で落札 最終処分場第3期実施設計

 都城市は、7月5日に指名競争で入札を執行した「一般廃棄物最終処分場第3期建設実施設計業務委託」の落札者をパシフィックコンサルタンツに決定した。落札金額は4619万円。昨年度に行った志和池処分場(都城市上水流町)の第3期整備に係る基本計画及び基本設計を踏まえ、施設整備に係る実施設計を委託する。

 施設規模は、埋立容量16万3000m3(廃棄物容量12万2000m3)、埋立面積2万1700m2。当該業務では、▽造成▽貯留構造物▽遮水工▽浸出水集排水工及び埋立ガス処理工▽地下水集排水工▽雨水集排水工▽雨水調整池改造工▽浸出水取水・調整・導水設備▽モニタリング設備▽搬入道路▽管理施設―などの設計を行う。

 このほか、工事費積算に必要な施工計画(伐採計画、運土計画等)・仮設備の検討を行い、工事工程表や工事中の濁水処理設備、沈砂池、仮設水路、仮設道路等の設計図を作成。実施設計の内容を総合的見地から検討し、処分場工事特記仕様書(案)の作成を行うほか、浸出水処理施設の発注仕様書の作成、申請図書の作成を行う。

 入札の指名業者は、落札したパシフィックコンサルタンツのほか、エイト日本技術開発、キタイ設計、建設技術研究所、国際航業、玉野総合コンサルタント、日本水工設計、八千代エンジニヤリングの8社。委託期間は2020年3月23日まで。税抜の予定価格は5810万4000円だった。