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優れた技術者5人の努力と功績称える 優秀施工者知事表彰

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▲写真は表彰式の模様

 宮崎県は、2019年度の優秀施工者宮崎県知事表彰の受賞者に▽畦田勝典氏(可愛工業株式会社)▽猪股智和氏(株式会社伊達組)▽堂免琢治氏(株式会社くちき)▽松本興次郎氏(株式会社田村産業)▽満石由幸氏(株式会社長嶺建設)―の5人を選んだ。6月3日に県庁で授賞式を行い、河野俊嗣知事が受賞者に表彰状と記念品を贈った。

 優秀施工者宮崎県知事表彰は、建設現場に於いて15年以上にわたり工事施工に直接従事する、原則として35歳以上の者が対象。技術や技能、人格等に優れている者を表彰することで、建設産業が果たす社会的使命を広く県民に周知し、建設産業の魅力向上や若年層の就業促進等に繋げることを目的としている。

 表彰基準は、▽技術・技能が優秀である者▽技術開発・施工の合理化を図り顕著な成績を挙げている者、または建設工事に相当の実績のある者▽後進の指導・育成に努めている者▽安全・衛生の向上に貢献している者▽他の建設現場従事者の規範となる者。これらの基準に該当する5人の技術者を今年度の受賞者に選んだ。

 表彰式で河野知事は、「現場の第一線で活躍しながら、建設産業の振興や地域社会の発展に貢献された」と受賞者の尽力に敬意を表するとともに、インフラ整備や災害対応など建設産業が果たす役割の重要性について言及し、「建設産業の牽引役として、これからも若年入職者の確保・育成や技能の継承に努めて欲しい」と呼び掛けた。

 可愛工業の畦田氏は「受賞は身に余る光栄。若手の確保や育成、定着が大きな課題であり、自身の経験を生かしながら、様々な課題の解決に尽力していきたい」と話した。田村産業の松本氏は「賞に恥じることなく、これからも更なる技術の研鑽に努めつつ、後進の指導・育成に積極的に取り組んでいきたい」と意気込んだ。