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6月7日に基本計画など入札 都城市汚泥再生処理センター

 都城市は6月7日、指名競争で「都城市汚泥再生処理センター整備基本計画策定及び基本設計業務委託」の入札を執行する。既設の清浄館(し尿処理場)を下水道放流施設、汚泥再生処理センターに改造するための基本計画の策定と基本設計を委託する。委託期間は2020年3月23日まで。税抜の予定価格は1753万2000円。

 基本計画に関しては、し尿等処理体制の現況把握や関連計画の把握と基本方針の検討、計画処理量・計画し尿等性状・施設整備規模・処理方式・基本処理フローの設定、残渣処理・処分の検討、設備配置・動線計画、事業運営管理計画、施設運転管理計画、事業費及び財源計画、事業実施体制・スケジュール計画等について検討する。

 このほか、計画施設の整備に必要となる施設の性能、基本条件、仕様を定めるための基本設計も行う。当該基本設計をもとに、参考見積仕様書を作成し、参考見積仕様書に基づき提出された参考見積設計図書の技術審査を行うことにより、計画施設の発注仕様書を作成するとともに、予定価格の設定資料として活用する。

 既存施設の概要は、▽敷地面積=1・29㌶▽処理方法=膜分離高負荷生物脱窒素処理方式(液中膜)、高度処理(凝集膜+活性炭吸着)▽現有能力=1日当たり114㌔㍑▽放流先=大淀川▽処理開始=1994年5月▽所在地=都城市吉尾町2544番地1。