▲写真は挨拶する古澤理事長、総会の模様
県内12地区の管工事組合で組織する宮崎県管工事協同組合連合会(古澤雄二理事長)は5月30日、宮崎水道会館で2019年度「第48回通常総会」を開催した。総会には、各地区組合の代表が出席し、18年度の事業経過及び収支決算、19年度の事業計画案及び収支予算案、役員補充などの各議案について審議した。
挨拶に立った古澤理事長は、西日本豪雨災害の復興支援義援金に会員から多数の協力があったことに感謝の意を示すとともに、昨年度に取り組んだ主な事業等について説明。
続けて、高齢化や若年入職者の減少により厳しい経営環境が続く中で、喫緊の課題である「担い手の確保と技術の継承に向けて、関係機関とも協力し、行政に対して働きかけを行っていく」といった方針を示すとともに、「業界の社会的・経済的な地位の向上や更なる発展に尽力していきたい」と意気込みを述べた。
議長に古澤理事長を選出して行われた議案審議では、18年度事業報告書及び決算関係書類、19年度賦課金の額及び徴収方法等、19年度事業計画書及び収支予算案、一時借入金の最高限度額及び取引金融機関の決定、役員補充などの各議案について慎重に審議を行い、全議案ともに満場一致で原案どおり承認された。
このうち、19年度の事業計画に関しては、タイムリーで効果的な各種研修及び講習等の開催、入札制度改革や資格取得、関係法、制度改正の迅速な情報提供に努めつつ、▽受注機会拡大に向けた要望活動▽組織の強化拡大▽経営の合理化対策▽技術者の地位向上▽労働安全・交通安全運動―などの事業に取り組むことを確認した。