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青年部中心に宮崎港で一斉清掃 宮崎県産業資源循環協会

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▲写真は挨拶する杉村部会長、開始式、作業の模様

 一般社団法人宮崎県産業資源循環協会の青年部(杉村秀之部会長)が主体となり、6月21日に宮崎市の宮崎港東埠頭で2019年度の一斉清掃活動が行われた。活動には県内各地から青年部を中心に約60人が参加。空き地に生い茂った雑木伐採や雑草の除去を行ったほか、不法に投棄されたゴミを拾い集めた。

 一斉清掃活動は、公益社団法人全国産業資源循環連合会の青年部協議会が提唱する「CSR」(企業の社会的責任)に基づき、環境月間である6月に合わせて、地域貢献の一環として九州各地で一斉に行われたもの。宮崎県産業資源循環協会では、2012年度から宮崎港の清掃及び草刈作業に取り組んでいる。

 作業当日、開会式で挨拶した杉村部会長は、参加者一同の支援と協力に感謝の意を示すとともに、長年にわたる活動が評価され、昨年度に公益社団法人「小さな親切」運動本部が実施する小さな親切実行章を受章したことを報告。「安全第一で作業に取り組んで欲しい」と注意を促し、具体的な作業内容を指示した。

 参加者は、持参したチェーンソーや草刈り機を使って雑草・雑木の除去を行ったほか、投棄された毛布や木片、空き缶、プラスチックなどのゴミを拾い集めた。杉村部会長は、活動の成果として実際にゴミの不法投棄が減っていることを踏まえ、今後も活動を継続するとともにし、普及啓発にも注力する考えを示した。