▲写真は挨拶する西岡所長、緒方会長、大会の模様
戸田建設株式会社九州支店宮崎営業所(西岡公久所長)と宮崎地区災害防止協力会(緒方克則会長)は6月14日、宮崎市内で2019年度の安全大会を開催した。九州支店の堀切泰史安全管理部長、同じく江口裕章建築工事部工事長らを来賓に迎え、協力会の会員ら約50人が安全意識の高揚を図り、無事故・無災害の継続を誓った。
挨拶で協力会の緒方会長は、PDCAの重要性に触れ、安全管理の徹底を要請。自身や同僚が怪我をしないためにも、安全な職場環境の構築に心掛けねばならないと説いた。働き方改革についても言及し、「建設業界に於いても積極的に働き方改革を推進し、作業効率の向上や人材確保に繋げていかなければならない」と述べた。
宮崎営業所の西岡所長は、同社施工の現場に於ける協力会の多大な力添えに対して、感謝の意を示した。続けて、「建設業界も創意工夫で日々進化していかなければならないが、どれだけ時代が変わったとしても、安全管理の基本的な方針は変わってはならない」と安全に対する心構えを訴え、更なる意識の高揚を図るよう求めた。
安全表彰では、宮崎営業所長表彰を受賞した原田広文氏(株式会社原田)、宮崎地区災害防止協力会長表彰を受賞した川辺寛子氏(株式会社緒方塗装)に表彰状が贈られた。
来賓祝辞を述べた九州支店の堀切安全管理部長は、宮崎地区の結束力と安全に対する活動を高く評価し、安全と品質を確保するために「全員が一丸となって協力することが必要」と説いた。江口工事長は、「怪我なく健康でいることが何よりも重要」と述べ、更なる安全管理の強化と無事故・無災害の達成を呼び掛けた。
大会ではこのほか、労働災害の絶滅を目指し、▽安全衛生管理体制の確立▽事前計画の実施と確認▽安全衛生教育の計画的な実施▽安全・環境巡回点検の徹底と指摘事項の即是正▽職長活動の実施沙区安全施工サイクル活動の実施▽送り出し教育の徹底▽健康管理の実施―の各重点実施事項に取り組むことを確認した。