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富田小講堂を建替、今年度は設計・調査 新富町

 新富町は、昭和47年に建設され、建設から40年超が経過する町立富田小学校(新富町富田東1丁目70番地)の講堂を敷地内に建て替える計画を進めている。国の防衛施設周辺防音事業を活用し、建物本体や設備の経年劣化が進む講堂を建て替えることで、防災機能の強化を図り、災害発生時等に於ける生徒の安全を確保する。

 6月10日には、指名競争で「富田小学校講堂建設工事設計業務委託」及び「富田小学校講堂建設工事に伴う地質調査業務委託」の入札を執行。その結果、設計業務は三嶋建築企画設計事務所が2450万円(税抜予定価格2526万4000円)、地質調査は国土地質調査事務所が246万3000円(同271万6000円)で落札した。

 新設する講堂の規模は、現時点で鉄筋コンクリート造平屋建延べ1200m2程度を想定しており、前述の業務では施設整備に係る実施設計業務と地質調査業務を行う。業務の委託期間は、実施設計業務が20年1月30日まで、地質調査が10月31日まで。計画が順調に進めば、来年度に着工する予定でいる。