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7月1日にJAアズム(宮崎市)で開催 宮崎県浄化槽研究集会

 宮崎県と一般社団法人宮崎県浄化槽協会(石川武則会長)は、7月1日に宮崎市のJAアズムホールで2019年度「第22回宮崎県浄化槽研究集会」を開催する。時間は10時から15時10分まで。宮崎県浄化槽普及促進協議会や公益財団法人宮崎県環境科学協会、宮崎県管工事協同組合連合会が後援する。

 公共用水域や生活環境の保全、公衆衛生の向上等を図る上で、浄化槽は下水道とともに生活排水処理施設として重要な役割を担っている。河川等の水質汚濁問題が議論される中、浄化槽の評価は高まっており、環境改善に対する県民の期待も大きい。

 こうした県民の期待に応えるため、会員・非会員を問わず、浄化槽関係事業者及び行政関係職員を対象とした研究集会を開催し、行政が抱える課題や浄化槽の施工・維持管理に関わる諸問題の解決、また、浄化槽に関する高度処理技術等の習得を図る。

 研究集会では、環境省環境再生・資源循環局廃棄物適正処理推進課浄化槽推進室の松田尚之室長が「浄化槽行政」について基調講演を行うほか、公益財団法人日本環境整備教育センターの仁木圭三氏が「災害時における浄化槽被害等対策」をテーマに講演する。

 また、宮崎県環境森林部環境管理課水保全対策担当の竹田智和氏が「本県における浄化槽行政の取組と課題」を報告。宮崎県浄化槽協会会員の濱砂信行氏(有限会社新富衛生社)が「浄化槽清掃作業の改善」をテーマに研究発表する。

 当日はメーカー各社による浄化槽展も同時開催する。参加希望者は、ホームページ等で開催要領を確認し、所定の申込書に必要事項を記入して6月20日までに申し込む。問い合わせ先は、宮崎県浄化槽協会事務局(電話0985-24-5103、FAX0985-24-5148)。

開催案内