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CCUSと連携、顔認証で入退場管理 NEC

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▲サービスのイメージ

 NECは6月11日、建設キャリアアップシステム(CCUS)とのデータ連携が可能な「建設現場顔認証入退管理サービス」の提供を開始した。顔認証とGPS位置情報で作業員の現場入退場の情報を正確に把握。管理画面で現場に入場した作業員と属性情報を確認できるため、現場の出面管理業務の負担を軽減することもできるという。

 同社の生体認証「Bio-IDiom」と顔認証AIエンジン「NeoFace」を活用し、作業員の現場入退場を正確に管理する。カードリーダーなどの新たな端末を準備する必要はなく、クラウドからスマートフォンなどにアプリをインストールして利用できる。

 CCUSとのAPI連携の認定を受けているため、CCUSから作業員の所属企業・資格情報を簡易に登録できる。作業員側も、現場に入退場した就業履歴をCCUSに登録可能だ。

 利用料金は作業員1人当たり1日30円。同社は今後3年間で1万現場への導入を目指している。