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地域に愛される建設業を目指す 西都地区建設業協会

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▲写真は挨拶する河野会長、総会の模様

 西都地区建設業協会(河野孝文会長)は4月25日、西都建設会館で2019年度の通常総会を開催した。会員企業の代表らが多数出席して行われた会合では、18年度の事業報告及び収支決算報告、19年度の事業計画及び収支予算案について審議を行い、いずれの議案も満場一致で原案どおり承認された。

 総会で挨拶に立った河野会長は、昨年の台風で通行止め等の被害が生じた際、会員の素早い対応が早期の復旧に繋がったことを例に「改めて建設業の必要性を認識してもらえた」と強調。「災害発生時には迅速に住民の安全・安心を確保する。地元から認められ、地域に愛される建設業でなければならない」と更なる協力を求めた。

 河野会長はこのほか、国の18年度補正予算に計上された公共事業関連費について、西都地区に多額の事業費が配分されていることを業界の明るい兆しと捉えつつ、「今年も積極的に発注機関等と意見を交わし、会員の意見や要望が施策に繁栄され、安定受注に繋がるよう努めていきたい」と意気込みを語った。

 河野会長を議長に選出して行われた議案審議では、18年度事業報告及び収支決算、19年度事業計画及び収支予算案のほか、西都建設会館に関する事業報告や収支決算、事業計画や収支予算案について審議を行い、質疑応答の後、いずても承認された。

 協会の19年度事業計画では、▽発注機関等との積極的な意見交換会の実施▽担い手確保のための出前講座等の展開▽危険箇所調査等の実施▽ボランティア活動への参加▽国会議員・県議会議員へ業界意見の反映▽秩序ある協会維持のための会員相互の協調性の確立▽会員のための各種講習会の開催―などに重点的に取り組むことを確認した。