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更なる業界発展へ会員同士が協調 宮崎県骨材協会

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▲写真は挨拶する矢野会長、総会の模様

 一般社団法人宮崎県骨材協会(矢野久也会長)は4月25日、宮崎市内で2019年度「第37回定時総会」を開催した。総会には会員企業の代表らが多数出席し、18年度事業経過及び決算報告、2019年度事業計画案及び収支予算案等を承認したほか、業界功労者及び長期勤続従業者に対する表彰式を行った。

 総会の冒頭、挨拶に立った矢野会長は「新しい令和の時代に期待すると同時に、業界の現状に油断することなく、危機管理意識を持ちながら事業を展開していかなければならない」と述べ、「会員同士が協調し、共に努力して、行政機関や関係団体との連携強化を図りながら、骨材業界の更なる発展を目指して行こう」と呼び掛けた。

 議長に吉行道三副会長を選出して行われた議案審議では、18年度事業経過及び決算報告、19年度事業計画案及び収支予算案などの各議案を慎重に審議し、全議案ともに承認された。

 19年度の事業計画では、円滑で適正な協会運営及び事業活性化、従業員育成と能力向上を図る講習会等の開催、労働災害防止に対する体制確立、採石・砂利採取業務従事者の一層の連携結束を図る「骨材業務従事者交流会」の開催のほか、経営安定化等の行政機関・関係団体等に対する陳情・要望活動などを行うことを確認した。

 総会後には表彰式が行われ、業界功労者表彰で県知事表彰を受賞した井手徳康氏、協会長表彰を受賞した佐藤尚克氏、長期勤続従業者表彰を受賞した▽渡部正美氏▽那須順次氏▽武野進氏▽清水義次氏▽加藤政彦氏―に対し表彰状と記念品が贈られた。

 また、出席した多くの来賓を代表して、宮崎県商工観光労働部の井手義哉部長、蓬原正三宮崎県議会議長、原田賢一郎宮崎市副市長、宮崎労働局の吉田研一局長がそれぞれ祝辞を述べた。