▲写真は贈呈式の模様
宮崎市の江坂設備工業株式会社(鳥山貴生代表取締役社長)は、同社が展開する「スマイルトイレプロジェクト」の一環として、宮崎市立倉岡小学校に洋式トイレを寄贈した。５月８日に鳥山社長と施工に携わったスタッフが同校を訪ね、記念プレートを手渡した。
今月に創業５０周年を迎える同社は、県内学校施設のトイレの洋式化率が低いことを踏まえ、創業５０周年記念事業の一環として、２０１６年度にプロジェクトを開始。社業を生かした地域貢献として、学校のトイレを無償で洋式化する活動に取り組んでいる。
これまでに、宮崎市内の小学校８校でプロジェクトを実施。９校目となる倉岡小学校では、春休み期間を利用して、体育館に設置されたトイレのブースを拡張した上で、男女各１組の和式トイレを洋式に改修したほか、劣化したタイルの修繕等にも取り組んだ。
８日に行われた贈呈式で同校の齊田泰子校長は、学校生活を送る生徒だけでなく、災害発生時に避難してきた地域住民もトイレを利用することを踏まえ、誰もが快適にトイレを利用できるよう、同社が無償でトイレの洋式化を行ったことを生徒に説明した。
鳥山社長は、プロジェクトの趣旨を生徒に説明したのち、「トイレを我慢せず、綺麗に使ってもらえれば嬉しい」と呼び掛けた。生徒の代表は「これからもずっと綺麗なトイレが使えるよう、大切にしていきたい」と話し、鳥山社長に感謝状を手渡した。