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6月7日まで補助申請受付 産廃リサイクル施設整備

 循環型社会の形成に向けた産業廃棄物の排出抑制及び再生利用の促進を図るため、宮崎県は5月7日から6月7日まで2019年度「宮崎県産業廃棄物リサイクル施設整備費補助事業」の申請を受け付ける。県内の産業廃棄物排出事業者や産業廃棄物処理業者を対象に、リサイクル施設の新設・改造、更新に要する費用を補助する。

 補助対象は、▽処理が困難な産業廃棄物を再生利用する▽新規の処理方法を導入することで付加価値の高い製品に再生利用する▽再生利用に関する先導的な技術を有する―のいずれかに該当する施設の整備(本工事費、機械器具等、附帯工事費等)。補助率は、新設・改造が2分の1以内、更新が3分の1以内(上限1500万円)。

 このほか、環境負荷低減のための配慮がなされていることや、宮崎県環境計画の環境指標の改善に資すること、焼却施設等廃棄物の中間処理又は最終処分を主たる目的にするものでないこと、施設整備後に速やかに事業化できるものであること、目的を同じくする他の補助制度の対象でないことを求める。

 申請希望者は、事前に補助対象事業として要件を満たすかを担当課に確認した上で、所定の計画申請書等に必要事項を記入し、申請期間内に添付書類と合わせて提出する。提出された事業計画申請書を審査し、申請者に結果を通知する。申請者に対しては、審査会で事業内容に関する説明を求める。

 補助金交付要綱や申請書様式は宮崎県のホームページからダウンロードできる。申し込み及び問い合わせ先は、宮崎県環境森林部循環社会推進課企画・リサイクル担当(電話0985-26-7081)。

■5月13日から補助申請受付 産廃トラックスケール設置

 宮崎県は5月13日から6月14日までの期間、産業廃棄物トラックスケール設置支援事業の補助申請を受け付ける。産廃運搬車両の重量を計測するトラックスケールの設置を促進し、課税の適正化および公正化を図るとともに、産業廃棄物処理業者の適正処理及び透明性の確保、排出事業者との信頼関係の向上を図る。

 補助対象者は、県内の産業廃棄物処理業者、または排出する産業廃棄物を自ら処理する自己処理業者。計測機器やこれに付随する電算処理システム機器の導入に要する経費(設備及び工事費)を対象に、2分の1以内を補助する。補助金の上限額は、新設が200万円、更新が150万円、改修が100万円。

 希望者は、宮崎県のホームページからダウンロードできる申請書に必要事項を記入し、事業計画書や収支予算書等と合わせて担当課へ提出する。補助金の交付要領等はホームページから入手できる。申請先及び問い合わせ先は、宮崎県環境森林部循環社会推進課企画・リサイクル担当(電話0985-26-7081)。