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取組内容や成果目標を設定 宮崎県と労働局の雇用対策協定

 宮崎県と宮崎労働局は、2015年3月に締結した「宮崎県と宮崎労働局との雇用対策協定」に基づき、19年度に連携・協力して実施する具体的な取り組みを実施計画としてまとめた。前年度に続き、人づくりや働き方改革等の推進、若者や女性の活躍促進を施策の柱に掲げ、互いに連携しながら様々な取り組みを展開する。

 施策の柱は、①人づくりの一体的推進②若者の活躍促進③女性の活躍促進④UIJターン就職の促進⑤雇用管理改善・正社員実現・働き方改革推進⑥高年齢者の活躍促進⑦障がい者等の就労支援⑧生活困窮者等の就労支援―の8項目。それぞれの施策について、宮崎県と宮崎労働局が連携しながら実施する取り組みと成果目標を定めた。

 具体的には、「みやざきJOBパーク+」に於ける若者の就職・職場定着支援やUIJターン就職推進機能の強化、県内高校での職業講話等の実施や企業説明会等の共催、みやざき女性の活躍推進会議の活動支援、雇用管理改善・正社員実現・働き方改革推進に向けた機運の醸成、シルバー人材センターの活用推進等に共同で取り組む。

 これらの取り組みの成果目標として、「15歳以上人口に占める就業者の割合について5箇年で60%以上を実現」「新規学卒者の県内就職率について、5箇年で高等学校卒業者65%以上、大学等卒業者53%以上」「くるみん認定企業数を5箇年で30社、仕事と生活の両立応援宣言企業数を4箇年で1200件」などと掲げる。

実施計画の概要版