ＵＲ都市機構と日本総合住生活、ナオス・テックは共同で、住宅の室内の臭気を低減する工法を開発した。臭気の原因となる物質の効率的な除去と、臭いの発生源を封じ込める工法を組み合わせた。外部の事業者向けに技術提供を行う。
新工法では、室内にこびりついた生活臭を測定・分析し、成分ごとに適した薬剤で消臭する。その上で、臭気を遮断する効果のある特殊シートを壁のクロスや床のスラブなどに貼り付け、発生源を封じ込める。シートは壁や床に直接貼ることができる他、シートの上面にクロスを貼ることも可能だという。
同工法については、事業者向けに、ＵＲを窓口として技術情報を提供している。メールでの問い合わせ先はＵＲ技術・コスト管理部技術調査課（gijutu-joho@ur-net.go.jp）