▲写真は挨拶する小田会長、表彰式、総会の模様
一般社団法人宮崎県ビルメンテナンス協会(小田浩司会長)は5月21日、宮崎市内で2019年度の通常総会を開催した。会員企業の代表が多数出席し、18年度事業経過及び収支決算、19年度事業計画案及び収支予算案などの議案を可決したほか、任期満了に伴う役員改選で新理事及び監事の人事案を承認した。
挨拶で小田会長は、全国的な業界の人手不足について言及し、規制緩和や減税を含む中小企業支援を関係省庁に求めてきたことを説明した。一方で、働き方改革の推進が企業改革に繋がることを踏まえ、「我々の仕事は人によって成り立つ。後進の育成に注力しなければならない」と述べ、研修や講習等の各種活動を展開する考えを示した。
来賓を代表して宮崎県福祉保健部衛生管理課の木添和博課長が挨拶。表彰式では、建築物環境衛生事業永年勤続優良従事者表彰を受賞した▽高田博文氏▽海野信氏▽山口孝則氏▽高森憲寛氏▽銀島紀美子氏▽田辺とみ子氏▽益田知明氏▽永友秀和氏▽浅井由明氏▽児玉清文氏▽農里広幸氏―に小田会長から表彰状と記念品が贈られた。
議長に野津手靖丈氏を選出して行われた議案審議では、18年度事業報告及び収支決算、19年度事業計画案及び収支予算案、任期満了に伴う役員改選(新役員は後述)などの各議案について審議を行い、いずれの議案も原案どおり承認された。
19年度の事業計画では、ビルクリーニング技能士取得に向けた受験準備講習会等の開催、宮崎県教育庁特別支援教室主催のチャレンジ検定に対する協力、大規模災害協定等に関する関係機関への要望、会員企業の安全パトロールの実施、公正・適正な入札制度の構築に向けた要望活動などに取り組むことを確認した。
同日にはこのほか、宮崎県ビルメンテナンス事業協同組合の2019年度通常総会も開催された。総会では、18年度事業経過及び収支決算、19年度事業計画案及び収支予算案などの議案を承認。任期満了に伴う役員改選では、理事長の二宮渉氏、副理事長の津田尚史氏と肥後薫氏ら理事7人、監事1人の新役員を選出した。
*協会の新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=野津手靖丈(第一ビル管理)
▽理事=小田浩司(つやげん九州)、湯浅秀文(栄建工業)、津田尚史(宮崎ビルサービス)、和田茂典(親生ビルサービス)、藤田ひふみ(ワーキング)、二宮渉(中央ビルファシリティーズ)、肥後薫(大宝)、竹崎英樹(南九州ダイケン)
▽監事=田原昭子(宮崎つやげん)、川野潤(宮崎ビル保全)。