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横山義和氏を会長に再選 宮崎県電気工組青年部

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▲写真は挨拶する横山会長、長友部長、総会の模様

 宮崎県電気工事業工業組合青年部協議会(横山義和会長)は5月18日、宮崎市内で2019年度の通常総会を開催した。各地区青年部の役員が多数出席し、18年度事業及び収支決算、19年度事業計画案及び収支予算案等の各議案を原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、横山義和氏が会長に再選された。

 挨拶に立った横山会長は、2年間の会長職の任期を振り返り、工業高校生を対象に県内4地区で開催した学生交流会や部員を対象とした積算講習会、大阪府で行った企業視察研修等の活動に対する部員の協力に感謝の意を示した。今年度も積極的に活動を展開していく中で、「横のつながりや絆を大切にしていきたい」と述べた。

 横山会長を議長に選出して行われた議案審議では、18年度事業報告及び収支決算・剰余金処分案、19年度事業計画案及び収支予算案、19年度会費の額及び徴収方法、会則一部変更等の議案を原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、会長を横山義和氏、会長代行を長友光広氏などとする新役員の人事案を了承した。

 19年度の事業計画では、高齢者住宅及び公共施設の電気設備無料点検の実施、積算講習会の開催及び講師育成、提案型技術営業の推進、他業種青年部との交流及び情報交換、未来電気工事士事業(みやtheキッズモール)への協力及び参加、県内4地区での学生交流会、技能競技大会九州大会への参加等に取り組むことを確認した。

 当日には、全国組織である全日本電気工事業工業組合連合会(全日電工連)が各都道府県で進めている「コンプライアンス研修会~自社を守るために、違反ゼロを目指して~」も行われた。研修会の講師は、全日電工連のビジョン具現化チームに所属している中村吉伸氏(宮崎県電気工事業工業組合理事)が務めた。

 中村氏は、企業として発展していくために、技術力の向上だけでなくコンプライアンスにもしっかりと取り組むことが重要と指摘。独自に作成したチェックシートに沿って、電気工事二法や建設業法で注意すべき箇所について解説し、「関係法令の趣旨や内容を知り、これに対処できる状況にしておくことが大切」などと訴えた。

*新役員は次のとおり(敬称略)。
▽会長=横山義和
▽会長代行=長友光広
▽副会長=岩田征巳、三島和弘、若松洋二郎
▽専務理事=岩切秀峰
▽理事=中城直範、中村哲也、富永申二、松原俊一、森下正臣、吉松伸治、千代森善弘、絵柳裕樹、吉元大貴、土居慎哉、河野寛己、大塚公男、大鶴一憲
▽監事=佐野泰寛。

■宮崎地区が総会、長友部長を再選

 同日には宮崎地区電気工事業協同組合青年部(長友光広部長)の2019年度「通常総会」も開かれた。挨拶で長友部長は、昨年に若くして急逝した部員に哀悼の意を捧げ、健康の重要性を説いた。また、青年部が取り組んでいる電気設備無料点検やイルミネーション事業、他県部員との意見交換等を紹介し、部員の積極参加を呼び掛けた。

 長友部長を議長に選出して行われた議案審議では、18年度事業報告及び収支決算書・剰余金処分案、19年度事業計画案及び収支予算案、会費の額及び徴収方法の各議案を満場一致で原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、長友部長をはじめとする理事13人、監事1人、顧問・相談役1人の新役員案を了承した。

 19年度の事業計画では、知識の習得や技術力・収益向上に資する各種研修会の開催、他団体との交流推進、地域に密着する電気工事業としての奉仕活動の実施、親組合事業への参加協力、他青年部とのコラボレーション事業の実施、組織活性化に向けた会員拡大、学生交流会等の将来の担い手促進事業に取り組むことを確認した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽部長=長友光広
▽副部長=岩切秀峰、富永申二、松原俊一
▽理事兼会計=藤元克希
▽理事=小川雅文、林本真二、川越章稔、竹上敏宏、大岩根将之、本田慶光、塚本祥晴、米澤孝二
▽監事=横山義和
▽顧問・相談役=佐野泰寛。