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県南・県北の2会場で研修会開催 水辺の工法研究会

 宮崎県とNPO法人大淀川流域ネットワークが運営する「宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会」は、6月17日に県南会場、6月18日に県北会場で開催する2019年度第1回研修会の参加申し込みを6月3日まで受け付ける。

 河川や砂防に関係する行政及び企業の技術者が対象。多自然川づくりに関する全国トップクラスの研究者などを講師に招き、全国的な施策である多自然川づくりの理念や、これを地域に適用するための具体的な方法などを実践的に学ぶ。

 研究会では、宮崎大学工学部社会環境システム工学科の糠澤桂氏が「環境に配慮した河川整備のための河川健全性評価の事例紹介」と題し、環境に配慮した河川整備に向けた河川の健全性評価方法について、事例を交えながら解説する。

 また、国土交通省九州地方整備局遠賀川河川事務所の野呂健志氏は「遠賀川における生態系ネットワーク形成の推進」をテーマに、遠賀川における連続性再生につながる川づくり施工事例を紹介するとともに、その効果と留意点について説明する。

 開催日程と定員は、県南会場が6月17日にJA・アズム大ホール(定員400人)、県北会場が6月18日に日向市中央公民館ホール(定員300人)。開催時間はいずれも13時から17時まで。テキスト代・税込の受講料は一人あたり3200円。

 参加希望者は、大淀川流域ネットワークのホームページからダウンロードできる申込用紙に必要事項を記入し、6月3日までにFAXまたはメールで送付するとともに、受講料を指定口座に振り込む。入金確認後に参加申込受付証を送付する。

 研修会は、宮崎県の総合評価落札方式において評価項目の一つに設定されているほか、全国土木施工管理技士連合会のCPDS認定講習会、建設コンサルタンツ協会のCPD認定プログラムとして申請している。

 研修会に関する問い合わせ及び申し込み先は、宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会(NPO法人大淀川流域ネットワーク事務局内、電話0985-78-2655、FAX0985-48-8233、メールmizube@oyodo-river.org)。